気分や体調まで変えるインテリアの色

インテリア

私たちは、身に着けるものだけでなく、部屋の色からも心理的・身体的に影響を受けています。

興奮色の「赤」は、短時間でもくつろいだ感覚を与え、食欲も出るので、ファミリーレストランやファストフードでも多用されています。客の回転率を上げる効果もあります。
有名なお店を思い浮かべてみてください。店舗内装にも、ロゴにも「赤」がメインで使われていますよね。

逆に、「青」系のインテリアは興奮を静める色。寝室など休養する部屋には向いていますが、食欲も抑えてしまうので、ダイニングには不向きです。
「青」のロゴを使っているファストフード店は無いはずです。前述したファストフード店の必須条件(高回転率・くつろぎを与える・食欲増進)を満たす力がないから使われないのでしょう。

また、「青」っぽいインテリアの部屋では、長時間過ごしても疲れず、約半分の時間に感じられるそうです。よって、作業室や待合室に適しています。が、応接室やレストランなど寛ぎを提供する場には不向きです。

あと、インテリアカラーを選ぶ際には、方角と日当たりも考慮しましょう。
北向きで日当たりの悪い部屋を、「青」「寒色」系で統一してしまうと、寒々しさが過剰になってしまうケースもあります。
逆に西日が強く差し込む部屋に「赤」「橙」「黄」を多用してしまうと、暑苦しく落ち着かないインテリアになってしまいます。
ぜひ「方角」「日当たり」と「体感」も考慮しつつ、バランスの良い色使いを!

加えて、色の持つ「重量感」まで考慮すると、より居心地の良い部屋をつくることができます。
例えば、部屋の天井が濃い色だと、天井が低く感じられます。
床→壁→天井の順に色を淡くし明るくしていくと、天井が高く感じられ、圧迫感を抑えることもできます。
ただ、トイレの場合は、落ち着き感を出すために、あえて天井には濃いめの色を選ぶこともあります。
この様に、インテリアを整える際には、色が生理面・心理面にも影響を与えることを考慮しましょう。
用途や目的に合わせ、色を使い分ける必要がありますね。

迷ったら、ぜひ私たちココクラにご相談くださいね。

こちらのサイトも参考になりますよ。
https://sheage.jp/article/56556

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