【話題作】「たった10分でガンガン幸福感が上がる奇跡の方法」を世界一分かりやすく要約してみた

ココロクラフト

今回は『【話題作】「たった10分でガンガン幸福感が上がる奇跡の方法」』の動画解説をしていきます。

テーマ:一週間に、たった10分でガンガン幸福度が上がる奇跡の方法

投稿者:論文解説チャンネルのタケミさん

0:29~ 科学的根拠に基づいたわずか10分で幸福感を高めてくれる魔法の様な方法

みなさんは幸せになりたいですか?もしそう思っているのなら、幸せになるための超超シンプルで誰にでもできる秘伝の方法があるのです。
「なんだか胡散臭いなぁ・・・」と思ったそこのあなた!科学的なお話しですので安心して聞いてください。
また、幸福になりたいとか大そうなことは思わなくても、もっと前向きに生きたいとか、メンタルを前向きにしたいと思っている人は結構いらっしゃると思います。今回紹介する幸せになるための方法は、メンタルを前向きにしてくれるありがたい方法です。更には、寿命を伸ばしてくれたり、様々な病気のリスクを減らしてくれたり、更に更に頭を良くしてくれたりと、本当に様々な健康効果をもたらしてくれるということが解っているものです。
さて、この様に言うと「もしかしてあれじゃないの?」と薄々気づいている方もいるかもしれませんね。
こんなに様々なメリットが科学的に証明されている方法なんて、世の中にそんなに数多くあるわけではありません!
勿体ぶらずに結論を申し上げましょう。

1:55~ それは、ずばり”10分間のエクササイズ”

これを聞いて「運動が健康に良いなんてもう知ってるよ。」と、思った人もいるかもしれませんが、違うんです。今日推奨しようとしている方法は、単なる運動ではなく、10分間という短めの運動なのです。
皆さんもこれまで様々なところで「定期的に運動しなさい。運動しなさい。」と言われ続けてきたと思います。
例えば、「毎日20分間ウォーキングしなさい。」とか、「週に3回はジムに通いなさい。」とか、「週に150分以上の有酸素運動をしなさい。」とか、とにかく「定期的に運動しろ、運動しろ。」と幾度となく言われ続けてきたのではないでしょうか?そしてその度に、次の様に思っていたかもしれません。「確かに運動が健康に良いなんてことはわかってる。でも仕事が忙しいし、仕事から帰って来たらもはや運動する体力なんて残っていないんだよ。」と。「毎日朝から仕事をして、生きて行くのだけでもう精一杯なんだよ。」と。こんな風に思っている人は少なくないと思います。
でも、安心してください。
今回は、そんな忙しいあなたに朗報があるんです。
わずか週に10分のエクササイズをするだけで、幸せになる確率がグ~ンとアップするということが、信頼のある大規模な研究によって分かっているのです。
どうですか?!みなさん。
週に10分ですよ!!
これならできない人は殆どいないのではないのでしょうか。
「忙しい。」という言い訳も通用しません。だって週に10分ですから。
つまりね。たとえ僅かであったとしても、身体を動かすということは、私たちにプラスの影響をもたらすということであります。運動するなんて言っちゃうと、ジムに行くとか、水泳をしたり、みんなで球技をしたりと、そういったちょっと大変なものを想像するかもしれませんが、ウォーキングをするとか、階段を上り下りするとか、家でちょっと隙間時間の間にスクワットしていただくとか、それ位でも確実に、私たちによい影響をもたらしてくれるという訳なんです。
では、今回行われた研究をさくっと紹介しておきたいと思います。

4:23~ 運動と幸福についての研究で分かったこと

今回紹介するのは、運動と幸福について行われた1000件以上の研究から、23の研究を抽出して分析したシステマチックレビューになります。
身体活動は、うつ病や不安を軽減することが長い間知られており、一般的に精神的な健康状態を予防または治療するために多くの医師によって運動療法が推奨されています。それは、うつ病になる原因として、神経伝達物質のひとつである「セロトニン」の分泌が少ないのではないかと言われているからです。そして、有酸素運動はセロトニンの分泌を促進するということが分かっているんです。つまり、適度な運動を続けることで、徐々にセロトニンが分泌されるようになり、そのため心の安定が徐々にもたらされて、うつ病の改善や予防ができるという可能性が示唆されているのです。
これまでネガティブな精神状態を改善するために運動が有効であるということは、結構よく言われてきたことなんです。
しかし、「精神状態をポジティブな状態に持っていくために、運動というのは果たして効果的なんだろうか?」そして、「幸福感を高めるために、運動が効果的なのか?」ということについては、これまであまり調べられていなかったそうです。そこで、今回の研究者は、運動がネガティブなメンタルヘルスを改善してくれるのと同じ様に、運動によってメンタルヘルスがポジティブになるのかどうかを調べてくれたそうなのです。さて、この研究から分かったポイントは、次の4つにまとめることができます。

【ポイント1】運動と幸福には”正の関連”がある。

【ポイント2】週に10分のエクササイズをするだけで”幸せになる確率”がグ~ンとアップする。

【ポイント3】週に1回身体活動を行った若者は、通常の体重の場合、幸せになる確率が1.4倍太りすぎの場合1.5倍だった。

【ポイント4】少なくとも週に2回身体的活動をしている青年は、週に1回以下しか活動していない青年よりも幸福度が有意に高い

さて、いかがでしょうか。たとえ10分間の運動であったとしても、素晴らしい効果がもたらされる訳なんです。
この様な結果を受けて、研究者は次のようにコメントしています。
「私たちの研究結果は、身体活動の頻度と量が、身体活動と幸福の間の関係において不可欠な要因であることを示唆しています。」と。
更に重要なことは、わずかな身体活動わずかな変化でさえ、幸福感をアップさせるということです。
さて、いかがでしょうか?
これまで「運動しろ、運動しろ。」と言われていたものの、なかなか運動できなかったと、そしてそんな自分に罪悪感を感じていたという人であっても、週に10分とか、週に一回でよい、と言われたら、何だか次こそは出来る気がしてこないでしょうか?
「週に4回、有酸素運動を30分以上しなければならない。」などといった高いハードルを設定してしまうと、結局全然運動できず、運動時間がゼロになってしまう恐れがあります。ですから、まずは週に10分、週に一回でよいという低めのハードルを設定し、とにかく少しでもいいから体を動かそうと思っていただいた方が結果的に運動時間は確保できるかと思うのです。
ぜひ今回の研究結果を励みにして「1分でも2分でもいいから、運動時間を確保しよう。」と、そして「隙あらば体を動かそう。」と思っていただける人が増えてくれれば、私はとても嬉しいです。
正直、日常生活の中で細かい運動なんて工夫すれば幾らでもできると思うんです。
例えば、エレベーターを待っている間に周りに人がいないのであればその場でスクワットしてみるとか、エスカレーターを使わずに常に階段を使うんだと決めるとか、昼休みに気分転換に音楽を聴きながら少し散歩をしてみるとか、友達を待っている間にストレッチをするとか、こういった具合で日常生活の隙間時間で工夫すれば、軽い運動なんていくらでもできると思うんです。

8:53~ まとまった時間が取れなくても、短い運動を組み合わせれば大丈夫!!

そして、この様に言うとね、「そんな隙間時間でちょこちょこ行う運動なんて意味ないんじゃないの?」と思われる人いるかもしれませんが、運動というのは細切れに運動しても、一気に30分とか運動しても、その合計時間が30分と同じならば、その効果はそんなに変わらないということが研究によって分かっているので、「1分や2分の短い運動をしてもそんなの意味ないでしょ!」と考えるのは間違いです。
ですから、1分でも2分でも良いから、ぜひちょこちょこと運動時間を、隙あらば稼ぐようにしていただければと思うんです。細かな運動時間を積み重ねて行って欲しいと思うんです。
忙しくても、30分連続して運動する時間を確保できなかったとしても、この様に細かい運動を組み合わせて行けば、30分に相当する運動をするのは十分に可能だと思うんです。

9:59~ 運動は最初の10分がゴールデンタイム

さて、ここまでで例え運動というのは短くても確実に私たちにプラスの影響を与えてくれるんだという、非常に勇気のある、ありがたいお話をしてきました。
この様な結果を踏まえて、運動は最初の10分がゴールデンタイムであるとも言われているので、ぜひ運動習慣のないそこのあなたは、10分でいいので運動をよろしくお願いいたします。
片道5分かかるコンビニにちょっと飲み物を買いに行くとかでも良いです。そうすれば合計10分ですから、そうやって細かい運動を積み重ねて欲しいんです。また、10分程度の短い運動が出来る様になったら、徐々に運動時間や頻度を伸ばしていくことができれば最高ですね。

10:37~ 運動の圧倒的メリットとは?

最後に、運動に対するモチベーションを爆上げするために、『ハーバード医学教授が教える健康の正解』という名著の中に書かれている、運動の圧倒的メリットとは?を紹介して、この動画を締めたいと思います。
この本の著者、サンジブ・チョプラ氏は、本書の中で次の様に5つの運動のメリットを語っておられました。

① 150分の早歩きによって、4年半も寿命を延ばせる。

② ウエイトトレーニングを行い筋力を高めた男性は、がんによる死亡率が3分の1以上低下した。

③ 運動は薬物と同じくらい鬱病に有効で、患者によっては薬物よりも運動が向いている人がいる。

④ 適度な運動がストレスレベルを半分以下に低減させる。

⑤ 運動の効果は累積的で、体力のある人ほど長生きする。

11:33~ 仕事の合間に短めの運動を組み込むメリットは絶大!

さて、いかがでしょう?運動に対する皆さんのモチベーションは徐々に高まって来たでしょうか?
私はかなり頻繁に運動します。
それはもちろん健康維持のためもありますが、集中力や記憶力や頭を良くするために行っているというのが大きな理由です。例えば、2時間仕事をしたらその後すぐに15分ウォーキングする。そしてまた2時間仕事をする。そして疲れたらまたすぐに15分筋トレする。そしてまた仕事に戻り、そしてまた仕事が終われば15分のウォーキング、そういった風に仕事と運動を交互に行っております。こうすると、仕事で疲れていてもその間に散りばめられた短い運動によって集中力や意志力が回復し、再びクリアな頭で仕事に取り組むことが出来るのです。
ぜひ皆さんもやってみて、実感して欲しいです。
それは、15分程度の軽い運動をした後の作業時間は、認知能力、集中力、記憶力が高まり、運動によって脳の血流が改善され、意欲学習などに関わるドーパミンが分泌されますから、これは当然の結果と言えるんです。
この方法は、私はここ2~3年ほど続けているんですが、正直「この方法はもっと前から知りたかったよ~。」という気持ちでいっぱいです。
特に、「受験勉強とか大学の勉強など、長時間勉強しなければいけなかった時に知りたかったな。」と本当に常々思っています。おそらくこれを知っていたら、勉強や仕事の効率が1.5倍や2倍ぐらいになったんじゃないかな、と個人的には思っています。
「やはり知識のいうのは重要で、知識が力を持つとはこういうことなんだな。」と、身をもって実感しています。
ですので、この方法は皆さんにも超おすすめの方法です。頑張って仕事をしたり、頑張って勉強しようと、意志力や気力を奮い立たせるんじゃなくて、モチベーションを上げようとするんじゃなくて、間に運動を挟むことによって楽に仕事や勉強ができる様になりますから、ぜひ一度やっていただき、その効果を実感していただきたいと思います。

13:45~ 本日のまとめ

それでは繰り返しになりますが、本日の内容をしっかりまとめておきましょう。

【ポイント1】たった10分でガンガン幸福感が上がる方法とは、10分間のエクササイズである。

運動と幸福には正の関連があり、週に10分のエクササイズをするだけで幸せになる確率がグンとアップする。
また、週に1回身体活動を行った若者は通常の体重の場合は幸せになる確率が1.4倍。太り過ぎの場合は1.5倍で、
少なくとも週に2回身体的に活動している青年は週に1回以下の青年よりも幸福度が有意に高いということが分かっているので、短時間でもいいから運動しようということをお伝えしました。

【ポイント2】短時間の運動に慣れてきたら、頻度や時間を増やしてみよう。

それは、150分の早歩きによって4年半も寿命を延ばせたり、筋力を高めた男性はがんによる死亡率が3分の1以上低下したり、運動は薬物と同じくらい鬱病に有効であったり、適度な運動がストレスレベルを半分以下に低減させたり、運動の効果は累積的で体力のある人ほど長生きするというメリットがあるからだ。

【ポイント3】個人的には、効率よく勉強や仕事をするために作業の間に短時間の運動を挟むことがおすすめ

さてさて、いかがだったでしょうか、皆さん。
本日は、運動の中でも特に短時間の運動に焦点を当てて解説してきました。「これならできるよ。」と思った人、多いのではないですか?今回の動画を観ることで、「運動って短時間でもちゃんと効果があるんだ。」ということを知っていただき、運動を始める人が一人でも増えれば私はとても嬉しく思います。
本日は以上です!

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