【たったこれだけ】自宅をアーリーアメリカン風の内装に変える方法

インテリア

新しい生活が始まったり、季節の変わり目などで心を新たにしたくなるときがあるかと思います。そんなときはお部屋の内装を変えたり模様変えを行うことで、気分を変えてみてはいかがでしょうか?

今回のテーマは、ご自身のお部屋を『アーリーアメリカン風の内装』にする方法です。

家全体をアーリーアメリカンにするとなると、煙突をつけたりサイディングをレンガ調のものに変えるなど、時間もお金もかかるのでなかなかハードルが高いですが、内装であれば少しのアイディアと道具と材料があればできるので、取り掛かりやすくなります。
手軽に内装の雰囲気を変えるためのポイントをご紹介致します。

アーリーアメリカンとは?

アーリーアメリカン風のお部屋と聞くと、なんとなくアメリカ風の佇まいを感じるお部屋をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

そもそも「アーリー(early/初期の)アメリカン」とは、イギリスなどのヨーロッパ人からの植民地化されていた時代で、今から約250年ほど昔の開拓中のアメリカのことを言います。
このようにアーリーアメリカンとは、アメリカのイギリス植民地時代や西部開拓時代に流行した様式を言い、別名で「コロニアル様式」とも言われています。

アーリーアメリカンをイメージできる自由の女神像

アーリーアメリカンの特徴は、初期のアメリカのまだ発展途中な古めかしい雰囲気や、イギリスなどのヨーロッパの建築様式も感じる、両者の特徴が混じったユニークなものと言って良いでしょう。

250年ほど前の当時はもちろん木造建築時代。そのため現在で言うところの、木をベースに使用したログハウスのような作りに、コロニアル様式の特徴的な家具を取り入れることで、落ち着いたアーリーアメリカンの雰囲気を出すことができます。
ここからはもう少し具体的にアーリーアメリカン風の内装にしていく方法を考えていきます。

アーリーアメリカン風内装ポイント1.インテリア家具をアメリカ風(コロニアル様式)のものに変える

ご自身の部屋の内装の雰囲気をガラリと変えたい場合、まずは大きいものから変えていくと良いと言われています。

お部屋の中の大きなインテリアと言えば、食器や小物などを飾る棚や、テーブル、椅子など。この辺りの大きなインテリアから、ロッキングチェアを取り入れたり、パッチワークなどのキルトで覆ったりすると雰囲気が出てきます。

ただ、アーリーアメリカン様式はそこまで豪華なものでなく、むしろ初期のアメリカ時代の歴史を考えるとまだシンプルな生活が中心でしたので、アンティーク感は出しつつも、シンプルなインテリアで構成すると良いでしょう。
ポイントとしては、シンプルさの中にアンティークの魅力を最大限に引きだせるかどうかが鍵になります。これに失敗すると、単なる質素な内装に見えてしまう可能性がありますので、難しい部分でもあります。
そうならないためにも、華美でなく装飾の少ないアンティークな家具を
いくつか揃え、全体的な統一感を出して内装を設計されることをおすすめします。

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アーリーアメリカン風内装ポイント2.カーテン・ラグを柄物に変える

内装の印象を一瞬でガラリと変える方法として、部屋の中でも面積の比較的大きな、カーテンやラグをまず変更するのが時間もコストもそれほど掛からない方法なのでおすすめです。
カーテンやラグをヴィンテージ風の柄物に変更することで、一気に雰囲気が変わり、気分が新たになるでしょう。

アーリーアメリカンのようなヴィンテージ感のあるカーテン柄は、日本の某家具およびインテリア用品小売業の大手ではなかなか見つからない場合が多いので、輸入物のインテリア・家具などを取り扱っているネットショップ通販を探してみてください。

アーリーアメリカン風内装ポイント3.照明をペンダントライトに変える

初期のアメリカ時代、照明はペンダントライトが多かったのでその雰囲気に似せるためには、内装もペンダントライトなどの照明に変更されてみてはいかがでしょうか。

ペンダントライトとは、コードやチェーンなどで天井から吊るすタイプの照明器具のことで、一般的にはダイニングテーブルの上に吊るすことが多くなっています。テーブルを照らすために電球を上から被せる傘タイプのものが多いです。

電球一灯で明るさが足りない場合は、下の画像のように一つの電源から3灯〜5灯ほどのライトが分かれてついているタイプのペンダントライトを選ぶと明るくなります。

ペンダントライトであれば、アンティークタイプのものなど市場に多く出回っているので、比較的探しやすいのでおすすめです。照明を変えると気分もグンと上がりますので、お気に入りの照明を探してみてくださいね。

アーリーアメリカン風内装ポイント4.クロス(壁紙)を貼る

現在は多くの壁紙が白い無地のものですが、この壁紙を淡い色の柄や花柄に変えると、趣が出てきます。
この「淡い色」というのがポイントで、ここを原色の赤や青の元気な色だったり、現代のアメリカのイメージであるマリン柄などにすると雰囲気がズレてしまうので注意です。
哀愁が漂い、ボーッと眺めているだけで物思いにふけることができる、そんな落ち着いた柄が見つかると良いですね。
「輸入壁紙」というキーワードで検索すると、それと近いものを探すことができます。

アーリーアメリカン風内装ポイント5.小物・観葉植物をおく

アーリーアメリカン風の内装に欠かせないインテリアとして先ほどお伝えした、『食器や小物などを飾る棚』。こちらの目処がついたら、今度はその上や中に飾るもの(小物やアクセサリー・食器など)を考えたいところです。

レトロな小物も良いですし、現代のお気に入り小物や写真のようなものも飾って大丈夫。棚の上にレトロな柄のマットを敷くのもおしゃれ。

その他、観葉植物をおくのもおすすめです。緑の植物が部屋にあると、穏やかな雰囲気の中に癒しの効果が生まれます。木の家具と、観葉植物のある空間で、広くて雄大なアメリカの大自然の中にいるような気持ちになることができます。

観葉植物はただ床に置くだけでなく、上から吊るして宙に浮かせたり、台の上に載せて高さを出して置いてみたりと、様々な観葉植物の飾り方を工夫されている方もいらっしゃいます。観葉植物は種類も豊富ですし、鉢をお気に入りのものにしたりと楽しみ方は様々。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?
ここまで、アーリーアメリカン風の内装にするポイントを5つお伝えしました。

  • 1.インテリア家具をアメリカ風(コロニアル様式)のものに変える
  • 2.カーテン・ラグを柄物に変える
  • 3.照明をペンダントライトに変える
  • 4.クロス(壁紙)を貼る
  • 5.小物・観葉植物をおく

アーリーアメリカン風内装ポイント1〜5を実行していただくことで、今のお部屋とはガラリと雰囲気が変わり、アーリーアメリカン風に近い内装になって行くでしょう。
ご自身が最もリラックスできる場所である、自宅のお部屋。ここに少しずつ手を加えることで今より愛着の持てる部屋にし、毎日の生活を更に充実したものにしてみませんか?

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