【からだを整える】今注目の『アーシング』。その驚異的なメリットとは?

ココロクラフト

私たちは身体に静電気を溜めている

 あなたは最近いつ地面に触れましたか??

 かつて私たちの先祖は毎日地面に触れていました。歩く、狩猟をする、食料や水を集める、遊ぶ、リラックスする、歓談する・・・これらの行動のほぼ総てが地面と直接触れることで行われていました。
ところが、近代化が進んだ今日の私たちは、地面(土)に接することなく暮らしてます。土はもちろんですし、草花や木に触れることも滅多にないのではないでしょうか。
実は、科学者によると、そうしたライフスタイルが私たちの健康に多大な影響を及ぼしているというのです。
様々な研究により、地面の電磁エネルギーを通す性質は、人体に素晴らしいメリットをもたらすことが明らかになっています。
気づいていない人も多いと思いますが、人体は非常に電気を通しやすい性質を持っています。人の身体にも地面と同じ様に電磁エネルギーが走っています。私たちの体内に静電気が溜まった状態で誰かに触れると「ビリッ」ときますよね。そう、私たちの身体は、毎日どんな瞬間も欠かさずに電磁エネルギーの放出と備蓄を繰り返しているのです。

ストレスが身体に炎症を起こす

 この性質は、私たちの身体・地面・健康・睡眠に、どう影響しているのでしょうか?
今、病院を訪れる人の9割以上は、ストレスや炎症に関係する病を抱えています。ストレスと炎症は密接に関係していて、主な病気のほとんどに多大な影響を与えています。ある調査から、炎症には「睡眠の質の低さ」が深く関係していることが分かりました。慢性的な炎症というトラブルに対処するには『地面に触れることが必要だ』とも言われ始めているのです。

強力な抗酸化力を持つ『自由電子』は、地面(土)が持っている

 人間の身体は電気を通しやすいということは先ほどお話ししました。身体のあらゆる組織は電荷を帯びていて、そのお陰で機能できていることも沢山あります。例えば、炎症は好中球と呼ばれる白血球の一種によって促進される自然な機能です。好中球は、損傷部分や必要な部位は活性酸素を運びます。活性酸素はプラスの電荷を帯びていて、有害な細菌を死滅させ、損傷した細胞を分解して健康な細胞が入り込める隙間をつくる他、組織の修復も行ってくれるありがたい存在です。
体内で生じる炎症は、本来慢性的なものではありません。炎症が深刻な問題となるのは、活性酸素が暴走して、関係のない周辺組織に飛び火して、健康な細胞が傷つけられた時です。これが炎症の真の原因であり、殆どの人は、慢性的かつ日常的にこの問題と対峙しているのです。
 私たちが生きているというだけで、細胞は毎日損傷を受けます。損傷した細胞は、心臓・肝臓・筋肉などの部位に関係なくすべて、活性酸素の酸化的破壊を受けます。
これは、細胞の損傷によってプラスの電荷が発生し、それを中和しようとするためのごく基本的な化学反応です。
 近年、健康や栄養に関して世間で大きく話題になっているのが『抗酸化作用』です。抗酸化物質は『自由電子』をもっているので、活性酸素をを中和して過剰な酸化を直ちに止めることが出来ます。この働きにより、炎症が軽減され、健康が増進されるというわけです。
 それでは、ブルーベリーなどの抗酸化食材を沢山食べればいいかというとそうではありません。食べ物から摂取した抗酸化物質が力を発揮するためには、消化という過程を経て、腸の内壁に吸収され、最終的に血液に入り込まねばなりません。そもそも、我々の体内から生じる抗酸化作用に比べると、残念ながら食事からとった抗酸化物質の作用はかなり弱いのです。例えば、活性酸素を分解する「スーパーオキシドディスムターゼ」の生成を支える肝臓の力は、どんな抗酸化食材の力よりも強いのです。つまり、身体の状態を整えて、器官や組織が本来の働きで素晴らしい力を発揮できるように保つことが大切なのです。また、抗酸化作用のある食べ物には『自由電子』が含まれますが、何よりもその量が多いのは、食材の源である土そのものであることも明らかになっています。
 土の表面は『自由電子』でいっぱいです。土に触れるだけで、私たちの身体は直ちに『自由電子』を吸収します。これがいわゆる「電子移動」という現象です。「電子移動」がもたらす影響についても綿密な調査が行われており、【運動能力】や【治癒力】をはじめ、健康全般に与える影響はかなり大きなものだということが分かって来ています。

『アーシング』は私たちに驚異的なメリットをもたらす

 研究者の間では、人体が地面に触れることを『アーシング(グラウンディング)』と呼びます。2013年に刊行された補完代替医療の専門誌『ジャーナル・オブ・オルタナティブ・アンド・コンプリメンタリー・メディスン』には、次のような研究結果が載っていたそうです。

「アーシングすると、赤血球の表面電荷が増大し、それによって血液の粘性と凝集が低下する。アーシングは、心血管系リスクや心血管系イベントを減らす上で、もっとも容易でありながら、もっとも重要な介入のひとつだと思われる。」

 これは、地面に触れるだけでドロドロだった血液の状態が改善し、心臓発作を起こすリスクが下がるということなのでしょうか? 

心臓専門医として名高いスティーブン・シナトラ氏曰く「アーシングによって炎症が軽減することは、赤外線の画像診断や血液成分と白血球の数を測定することによって実証されています。抗炎症効果が表れる理由を論理的に説明すると、身体が地面に触れることで、マイナスの電荷を帯びた抗酸化物質が地面から体内に侵入し、炎症が起きている部分に存在する活性酸素のプラスの電荷を中和するのです。地面から身体に電子が流れ込むことも実証されています。」

ストレスについても、「アーシング」によって軽減されることが数値に表れています。

地面に触れると自律神経系で副交感神経が優位となり、心拍の乱れの改善や筋肉の緊張の緩和が生じるのです。闘争・逃走反応を司る交感神経系が絶えず働いている状態から、休息や消化を司る副交感神経系を優位に働かせられる様になることは、睡眠や健康全般にとって何より大切だと言えます。

地面に触れるという単純な行為にこれほどの力があるとは、確固としたデータが無ければとても信じられないと思います。でも、この事実を知った方は『アーシング』を実践したくなるでしょう。
では、最後に『アーシング』の実践方法や豆知識をまとめてみましょう。

最高の脳と身体をつくる睡眠の技術~アーシング編~
⑴地面に足をつける
裸足で地面に立つ時間を定期的に設けましょう。ここで言う地面とは、土、草、砂(ビーチ)などですが、海水でもよいです。アスファルトやレンガ、コンクリートだと土などと同様のメリットは生みません。土や草に直接触れるのが一番です。ちなみに、ビーチで過ごした日は、驚くほど夜ぐっすりと眠れることに気づいていましたか?これは偶然ではありません。久しぶりに『アーシング』した人に起こる自然な反応なのです。
裸足で地面に直接触れている時間は、最低でも1日10分は確保したいところ。まだ『アーシング』の効果に半信半疑な人も、靴を脱いで地面に立ってみてください。それだけで、足に力がみなぎり、固有感覚(空間を通じて身体の位置や動きを感知する感覚)が鋭くなるそうですよ。足の柔軟性や可動域が広がるので、身体の動きも良くなります。裸足でいる時間を増やすことは、様々な面で健康にメリットをもたらすのです。

最高の脳と身体をつくる睡眠の技術~アーシング編~
⑵体内時計を整える
『アーシング』には、体内時計を正常な24時間周期と同期させる効果があると実証されています。時差のある場所へ旅行する時は、時差ボケ対策のために『アーシング』しましょう。人間の身体は数時間で時差に適応できるようには出来ていないので、『アーシング』を活用すれば本来の元気が取り戻せます。飛行機で行く海外だけでなく、国内でも遠距離の出張など、新幹線や車に乗っているだけですごく疲れることありますよね。
そんな時にも『アーシング』で、身体のコンディションを整えてあげましょう。

今回のお話しから、定期的に地面に触れて、プラスに傾いた体内の電荷を中和する『アーシング』が、私たちの健康や質の良い睡眠にとって非常に有効だということを知っていただけたと思います。
『自由電子』を身体に取り込むことで、炎症等の回復スピードが増し、心臓は健康になり、ホルモンの働きも正常に保てる様になります。そして、もちろん夜はぐっすりと眠れるようになります。
ぜひ『アーシング』を日々の健康習慣に取り入れていきましょう。
ではまた!!

『アーシング』についての動画もありました。
参考にどうぞ!

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。