【お部屋風水】風水で幸福を引き寄せる方法と匂い(アロマ)について

インテリア

「風水」で、ハッピーを引き寄せる!

ご新築や引っ越し、部屋を片づけた時、模様替えの際、「風水」が気になる方も多いのではないでしょうか?
せっかく始める新生活。インテリアやカーテンを新調するのに加えて、風水でお部屋の環境を整えると、気分まで上がって、ワクワクしながら暮らせそうです。
それでは、各部屋の風水調整のコツを順にご紹介していきます。

玄関の風水解説

玄関は、できるだけ立派・豪華に作ると良いとされています。
風水では、玄関は人体での「口」と同じ働きと考えられているからです。
人は「口」から空気や食べ物を取り入れますよね。なるべくきれいな空気を吸いたいですし、新鮮で栄養価の高いものを食べたいですよね。それをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
玄関は、活動の方向性、安定性に大きく影響する場所だとされています。美しく、きれいに整頓された玄関の家は円満になり、経済力もついてくるそうです。
玄関に入った時の印象が、明るく、温かく、くつろげる様に整えましょう。

玄関の風水のポイント

ポイント1:玄関は明るく、前方・左右方向の圧迫感がないこと。
ポイント2:玄関を入って正面に絵や花を、左右対称になるよう(シンメトリー)に飾りましょう。
絵は優しい雰囲気の風景画や草花の絵が良いとされています。飾るとしたら、赤色や黄色の元気な色の花を飾ると「希望」が満ちると考えられています。
ポイント3:玄関はアロマテラピーなどで良い香りをさせると、心と脳が安定し、元気になると言われています。(アロマについては後の章で解説しています。)

風水的によくない玄関の例

逆によくない玄関はこちら→→→できそうなコトから改善してみましょう。
よくない例1:貧相。
よくない例2:寒い。
よくない例3:臭い。
よくない例4:たくさんの靴が出しっぱなし。→出来だけ靴入れにしまいましょう。

リビングの風水解説

【リビング】くつろぎリビングは、仕事への意欲と家族円満を司る部屋だと考えられています。
リビングルームは家族が集い、語らい合う場所。家族のコミュニケーションが弾む場になっているかどうかが重要です。
リビングがくつろげる温かい雰囲気の部屋になっていれば家族円満をもたらします。
リラックスでき、くつろげる空間にして、肝臓の機能を高め、セロトニンの分泌を促すことは、心身にとても大きな影響を与えているようです。

リビングの風水のポイント

ポイント1:玄関の近くにリビングがあることで、帰宅した後すぐに仕事モードからくつろぎモードに切り替え、安心感を得ることが出来ます。
ポイント2:天井が高く、スロープシーリング(勾配天井)であることで、空間に動きが出来(気が活発に動き)、楽しい場になります。
ポイント3:部屋全体に、オレンジ系~イエロー系の色彩を用いることでリラックスと幸福感が得られます。
ポイント4:リビングの中に2階へ上がる階段があることで親子関係が良くなると考えられています。
ポイント5:観葉植物を多めに置くことで、リラックスできます。多すぎは×。心地良いと感じられる数にとどめましょう。

風水的によくないリビングの例

逆によくない玄関はこちら→→→できそうなコトから改善してみましょう。
ダよくない例1:散らかっている。モノがあふれている。
よくない例2:寒い。
よくない例3:蛍光灯を多用している。

風水では部屋と人体は強い繋がりがある

部屋と人体は、呼応しています。

風水を人体に表してみると…

風水では各部屋と人体の各部位がつながっていると考えられています。リビングは肝臓や胆のう、心臓や自律神経と関わっているそうです。
例えば肝臓は栄養分を蓄え、有害物質を分解し、セロトニンの原料であるトリプトファンを取り出したりする臓器。それ故、肝臓の働きが高まれば、セロトニンの分泌が促され、情緒が安定し、前向きな気持ちになれるそうです。
リビングルームが寒々としていたり、陰気になるような家具が置いてあったり、床に物が多く置いてあって常にストレスが加わる状態は、リビングの風水を悪くし、肝臓の働きを低下させ、さらに慢性的な緊張状態となって、コルチゾルというストレス物質が増え続け、セロトニンの量を減らしてしまいます。するとノルアドレナリン等の興奮物質を制御することが出来なくなり、人は行動を抑えられなくなり、キレやすくなったり、常に快楽を感じていないと居られない「依存症」体質になってしまいます。更にセロトニンが少なくなると、体温調節機能が低下し、低体温症になり、様々な健康上の問題をもたらす様になってしまうと考えられています。そして基礎代謝も低下することで、脂肪の溜まりやすい体質に変化して行ってしまうそう。
※セロトニンとは・・・生体内でトリプトファンから合成され、脳・脾臓・胃腸・血清中に多く含まれる。脳の神経伝達などに作用するとともに、精神を安定させる作用もあります。

風水での【香り】ー風水アロマテラピー

五感のうちで「嗅覚」は、味覚と同じく科学的感覚で、あらゆる動物にとって生き残るために無くてはならない重要な感覚です。人間にとって、豊かに、健康的に生きていくためには、とても大切です。無意識的になりやすい感覚でもあるので、風水では、この感覚が狂ってしまうと、健康を害したり、運を失っていくと考えられています。

香りは脳に直接影響を与える

五感の内、視覚・聴覚・触覚は物理的感覚、味覚と嗅覚は化学的感覚と呼ばれています。
動物が進化するにつれ、視覚や聴覚から情報を取り入れることが多くなりますが、嗅覚は生死に直結する重要な役割を担っています。サケやウミガメが産卵のために自分が生まれた場所に戻ってくるのも、その場の水の匂いを記憶しているからだといわれていますし、食べ物が腐っているかどうかや有毒ガスの検知も嗅覚の役割です。
この様に生死にかかわることもある感覚であるため「何のにおいか?」を分析する前に、直接扁桃体に伝わり、快・不快、好き嫌いという反応を引き起こします。
そしてその刺激が視床下部へと伝わり、自律神経系・内分泌系・免疫系に影響を与えるのです。また、においは記憶を司る海馬にも働きかけるため、ある香りを嗅ぐことで思い出せなかった記憶が蘇ることがあり(プルースト効果)勉強と香りを結び付けて学習効果を上げる試みもされているそうです。
そして、更に香りは呼吸と共に鼻粘膜だけでなく肺からも体内に取り込まれ、血中に溶け込みます。オレンジやレモンなどに含まれるリモネンは、血中に入ると血管を拡張して血行促進効果があることが知られており、食事として摂取するよりも
直接的で即効性があります。

香りの影響は無意識的。だから怖い。

上記の様に、香りは直接的に脳や血液に影響を及ぼすものでありながら、一旦香りに慣れてしまうとそこに漂っている香りが何であるか判別できなくなり、感じなくなってしまう・・・より無意識的になりやすい情報なのです。ところが、香りとしての化学物質は私たちが意識していなくても、脳や身体に影響を及ぼしています。ですので、自宅や職場にどんな香りが漂っているのかを意識することは風水を良くするために非常に重要です。
特に、玄関が臭い家は、何かしらトラブルを抱えていることが多いそうです。脱いだ靴の臭い、トイレの臭い、家具から出るVOC(揮発性有機化合物)等、様々なものが影響しています。
まずは、「玄関の臭い」を解決しませんか?

【お部屋別】風水的に最適なアロマ

玄関:レモン、ローズマリー (オフィスの場合、経理や企画にも◎)
リビング・休憩室:ローズウッド、シダーウッド、ベルガモット
子供部屋:グレープフルーツ、レモン、サイプレス、ベルガモット(オフィスの場合、営業に◎)
寝室:カモミール・ユーカリ・ネロリ・ラベンダー (人間関係の改善にも)

【願望別】風水的に最適なアロマ

前向きになりたい:ジャスミン、リンデン、リラクセージ
パワーアップしたい:グレープフルーツ、レモン、サイプレス、ベルガモット
愛とぬくもりが欲しい:バラ、オレンジ、ジャスミン、パーチュリー、イランイラン
疲れをとり、リフレッシュしたい:ローズウッド、シダーウッド、ベルガモット
イライラを静めたい:カモミール、ユーカリ、ネロリ、ラベンダー

目的に応じて、それぞれの香りをぜひ試してみてください。
その際は、言うまでもありませんが、「臭いにおい」を取り除いてからにしましょう。
「匂い」で「臭い」をごまかそうとするのは、効果がないばかりか、ますます元の悪臭の影響を強めてしまいます。ご注意くださいね。

アロマを取り入れる際ですが、まず、サンプルを試してみましょう。
その中で、あなたが「好き」、と感じられるものを選んでください。いくら風水で良いとされていても、あなたが「嫌い」と感じる香りを取り入れる必要はありません。
「好き」というあなたの自然な感覚を大事にしましょう。

筆者のおすすめ

以上の中から、ひとつおススメの香りを推薦するとしたら「ユーカリ」を挙げたいです。
ユーカリのエッセンシャルオイルは、清涼感のある香りであることだけでなく、抗ウイルス作用・殺菌作用・消炎作用・鎮痛作用に優れ、花粉の季節にも最適。さらにダニの駆除効果もあるそうで、高温多湿の時期にも欠かせないエッセンシャルオイルです。
部屋を選ばずお使いになれますし、湯船に数滴たらしてみるのもおススメです。(ただし、刺激の強いオイルなので、肌の弱い方・お子さんへの使用はご注意を)

次回は、ダイニングやキッチンについて、お話を進めて行きます。
どうぞお楽しみに・・・。

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