【築99年】古民家Rebornプロジェクト<その7>-「片づけ」から「活用」へ-
ココクラRebornプロジェクト
ココクラでは築99年の古民家を活用するべく、「ココクラRebornプロジェクト」を実施しています。
これまでの記事はこちら
【築99年】古民家Rebornプロジェクト〈その1〉―「残したい・・・。でも、どうしたらいいのか?」
【築99年】古民家Rebornプロジェクト〈その2〉―「困りごとは何ですか?」
【築99年】古民家Rebornプロジェクト〈その3〉―片付けスタート
【築99年】古民家Rebornプロジェクト〈その4〉―キッチンのお片づけ―
【築99年】古民家Rebornプロジェクト〈その5〉―不要な布団は急いで処分を!!放置は厳禁✖✖✖―
古民家Rebornプロジェクト<番外編>-リノベーション現場に潜入編
【築99年】古民家Rebornプロジェクト〈その6〉―「片づいている」とは「維持管理できていること」―
概要
「古民家Rebornプロジェクト」で活用しようとしている古民家は今年で築99年。
古くから続く酒屋の店舗・倉庫として使われていましたが、昨年お店を畳み、今はMさんご夫妻が生活をしておられます。
片づけの終わりが見えてきた
昨年5月から月に1度のペースで3~5人ほどの人員で進めてきたプロジェクトは、これまでひたすら片づけに追われてきました。
具体的に何かに活用するための準備ではなく、まず活用できる状態にすることが一番の課題でした。
しかし!、ついに今回のプロジェクトで、「活用できる状態」というゴールが見えてきました。
以前は酒屋の店舗だった場所。
プロジェクト開始当初は、家に入りきらないもので溢れていましたが、物が減り、だいぶスッキリしました。
現場からも、
「お菓子屋さんの販売に使えそう。」
「雰囲気がいいので、バーやカフェにしたらステキ。」
など、今まで「片づけ」に向いていたベクトルが半分くらい「活用」に向き始めているという感触を受けました。
とはいえ片づけはまだ残っている
当日は、2階に残っている物の片づけと、雑誌や書籍の処分を行いました。
雑誌、古い紙類、使わなくなった衣類、小物、楽器や使っていない食器、グラスが出てきました。
紙類は全て紐でまとめて、古紙のリサイクルヤードへ。
軽バンの広いトランクの半分が一杯になりました。
次回以降は…
次回も小さめの部屋での片づけが残っていますが、フェーズは確実に「活用」に向かい始めています。
2023年の目標
2023年は、この「古民家Rebornプロジェクト」を古民家に興味がある人のコミュニティとして活用してもらうことが目標です。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
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滝澤歩より
「私は、古民家活用は大きな社会課題だと考えています。
上の世代から引き継ぐ家を、売却するのは簡単ではないですし、活用するのもなかなか難しい。
解決しなくてはいけないこと、考えることは尽きません。
沢山の課題がある一方、自分たちの手でリノベーションすることで、その家に愛着が湧きます。古民家の独特の雰囲気は、新しく作ることはできないので貴重です。
古民家の良さ、面白さ、楽しさを体験してもらえる場を作って行きたいと思っています。
プロジェクトに関わって下さる方々の知識や経験をお借りして作り上げて行くのが楽しみです。昨年コツコツと片づけを進めて来た様に、
2023年も小さな進歩の積み重ねになると思いますが、出会いと体験を楽しみながらプロジェクトを進めて行きます。」
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